ナレッジをチャレンジに
【 な:ナレッジをチャレンジに 】
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鵺
【 ぬ:鵺(ぬえ)のような仕事の仕方 】
5月 6, 2018

【 に:人間の弱さを愛せ 】

人間の弱さ

この一節は、堺雅人さんが主演された

リーガル・ハイ』というドラマで

連戦連勝の悪徳弁護士である

古美門 研介が、理想主義者の検事

にぶつけた言葉です。

私はこの言葉が好きで

風土改善のコンサルティングをする時

には、常に胸に刻むようにしています。

・成長するためには行動が大事

・成長するためには

自分を変えなきゃいけない

・成長するためには目標に向かって

絶え間ない努力を

積み重ねなくてはいけない

全くもってその通りだと思います。

そのような方は、確実に成長して

いくことでしょう。

ただ、頭でわかっていても

できない方がいるのは事実。

もしかしたらそのような方が

世の中の大半なのかもしれない。

そのような方を

意思が弱いからと

見捨ててはいけないと

心に誓ってます。

コンサルタントとして

そのような方こそ

しっかりと最後まで面倒を

見なくてはいけないと思ってます。

特に会社組織に属していると

自分一人だけでは、なんともならない

ことや、上司に相談しても話を聞いて

もらえずに諦めてしまうこと

人間関係で苦労することなど

自分以外の環境要因がもとで

自分を解き放てない方は沢山います。

また、人間は元来、弱いもの。

よーし、やるぞ!と決心しても

ちょっとしたつまづきで

続かなくなることなど山ほどあります。

だからといって

文句ばっかりで不平不満の毎日では

職業人生そのものが、つまらないものに

なってしまうかもしれない。

では、どうするのか。

『自分なりの成長の定義を確立し

他人の成長を

素直に認めてあげること。』

まずはそこから始めることを

お勧めしております。

子供が自転車に乗れるようになることも

成長の定義に入るでしょうし

逆上がりができない人ができるように

なったことも成長の定義かもしれない。

挨拶ができなかった方が

できるようになったのも立派な成長。

人前で話せなかった方が

話せるようになる

日報を書かなかった人が

書くようになる。

これも素晴らしい。

そうやって、今までできなかったことが

できるようになったということを

自分が認めて

周りの方もそれを認めてあげる。

そんな

いわば自己満足と他者承認の

積み重ねが、会社組織に強靭性を

もたらすことができるのではないか

と思って、組織改善のコンサルティング

をしております。

もちろん、全員が勝手気ままに仕事を

し出すと統制が取れなくなるので

会社方針に合致しているかのチェックは

行いますが。

今は、物流事業者向けに特化して

コンサルティングをさせていただいて

おりますが

業績の向上という会社組織における

目標に対しても、このアプローチで

大きな成果が出ております。

『人間の弱さを愛せ』

そこからスタートしないと

変革しない組織は沢山あると

思います。