唐突ですが、ご自分より
立場が上の方って
どなたをイメージされます?
で、その方はご自分にとって
使いやすい方ですか?
使いづらい方ですか?
使うって表現が偉そうなので
『積極的に協力してくれる。』
『困った時には助けてくれる。』
『自分の言うことをよく聞いてくれる。』
という言葉で捉えてもらえば
いいかもしれません。
私がご支援している企業でも
上司・部下の関係性の問題があって
そもそも多くの社員の方にとっては
社長とか管理者とか
立場が上の人を積極的に使おう
という意思が少ないんですよね。
で、たまに積極的な方がいると
「あいつは、上司に媚びをうっている。」と
陰口を叩くという・・・
陰口をうつ方には、
「いやいや、媚びを打っているんじゃなくて、
上司の立場にたって物事を考えているから、
受け入れられやすいんですよ。」
と伝えています。
もっと言うと
「もし、媚びを売っているとしても、
それも立派な社内営業だから、
営業力があると思っていいんじゃない。」
とも話してます。
人間なので好き嫌いとか
相性があうとかあわないとか
多少はあると思いますが
社会で仕事をしている以上
感情に行動が大きく左右されては
評価されません。
そのためにもおすすめしているのが
『生い立ち』を聞いてみることです。
『生い立ち』を聞くことで、すんなりと感情移入
できることがあるので
休憩時間や飲みの席とかで
やってみるといいかもしれません。
あと、法人企業同志という立場で考えた場合は
どうかというと、私がご支援している企業は
全て、当社よりも規模も社歴も売上も社員数も
大きいです。
よって会社の格でいうと、
圧倒的にご支援企業のほうが上なんですよね。
じゃあ、どうやって立ち向かっていくかというと、
『法人企業に感情移入する』
ということなんですね。
感情移入すると言っても、
ご支援企業の社長ばかりに
目が向いているわけではありません。
その先にいらっしゃるお客様(=ご支援企業の
顧客)がどのような方なのかを知ることを
指します。
そのために私が有効だと思っている方法が
『ご支援企業のお客様に直接接触する。』
ということなんです。
店舗ビジネスをやっている場合は
店舗に行きますし、
物流会社であればトラックに同乗しますし、
許可をいただければ営業にも
同行させて頂きます。
そこから、お客様の顔が見え
生の声を拾うことができるので
格上の企業に対して
しっかりと対話することができるようになります。
上記は一つの事例ですが
『上司とは、自分の仕事達成に向けて、
タダで使える資源である。』
という言葉もあるくらいですから
諦める前にどうしたら使いこなせるかを
考えてみるのもいいかもしれませんね。