ここでいうヲタクとは、部屋にこもって全く社会との関わりを持たない人のことを指しているのではなく、
「一部の分野で圧倒的な専門性を持っている人」という意味で使ってます。
以前は、管理者といえば何でもできるジェネラリスト(ビジネスにおける広範囲の知識や技術、経験を有する人)
が重宝がられていましたので、多くの管理者予備軍がジェネラリストになるための教育を受けてきたこと思います。
それ自体は悪いことだとは思いますが、時代がかわり、
今では会社だけでなく様々なツールを使って稼ぐことが可能になってきてますよね。
代表的なものでいえば、「クラウドワークス」のような仕事を頼みたい人と受けたい人とを
マッチングするツールや、クラウドファンディングのように、
多くの人から資金を集めた上でサービスを提供するような形もでてきてます。
これって、すべて人と人との関係性ですので、ビジネス形態でいえばCtoCにあたるものです。
そのような時代においては、ジェネラリスト的なスキルより、
一定の分野で際立ったスキルを持っているスペシャリストのほうが重宝がられていると思います。
余談ですが、私もものは試しと思って、
クラウドワークスに「あなたが興味があるお店の調査してレポートします!(通称:覆面調査)」という
サービスを告知したら、何人かが反応してくれました。
なかでも面白かったのは「将来、ライザップのようなジムを作りたいので、
どんなサービスでどんな営業トークをしているのかを知りたい。
ただ、自分はガリガリなので多分相手にしてくれないから調査をお願いしたい。」という申し出ででして、
私が太り気味(笑)だったこともあり、調査してレポートしました。
ほんの一例ですが、これからはスペシャリストがより一層重宝がられる時代になると思いますし、
自分では当然だと思っていることでも、
他人からしてみればお金を払ってでも得たいスキルだったりもしますので、
お金を得る手段は会社だけと割り切らずに、多方面にアンテナを張っておくと、
思わぬ収穫や出会いが得られるかもしれませんね。