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【 よ:余裕 】

多くの人が余裕をもって生活をしたいという願望を持っていると思います。

(一部、余裕がないことが快感につながる人もいますが。)

 

 

 

 

 

余裕というと、金銭的な余裕、時間的な余裕、心の余裕といろいろとあげられますが、

ここでは「心の余裕」について語りたいと思います。

 

 

 

 

 

いつも「忙しい、忙しい。」と言っているような人は端から見ても心の余裕がないように見えますし、

そういう人に限って忙しい理由が明確に語れないので、

助けようにも助けられないということがありますよね。

 

 

 

 

 

逆に、たくさんのタスクや責任を抱えているにも関わらず、

余裕でこなしているように見える人もいると思います。

そういう人は立ち振る舞いも結構穏やかだったりしますので、

一緒にいても気持ちがいいもんです。

 

 

 

 

 

心に余裕がある人の特徴(=心に余裕を持つために心がけるべきこと)として、

以下のような特徴があると思います。

 

 

 

 

 

 

「全体を俯瞰してみることができている」

 

「物事の優先順位付けがしっかりとしている」

 

「周囲への目配り、気配りができている」

 

「万が一に備えて調整時間を設けている」

 

 

 

 

 

などがあると思いますが、特に「優先順位付け」は大事だと考えており、

いつも忙しそうにしている人は、それをやれたら理想的ということを「必ずやるべきこと」にしてしまい、

多くの時間を費やしている傾向があるように感じます。

 

 

 

 

 

逆に余裕があるように見える人は、

最低限どの程度までやっておけばいいかの限界点が見えているように感じ、

「やるべきことを最小限に抑えている」ようにも見えます。

 

 

 

 

 

もちろん、なんでも手を抜いて適当にやればいいと言っているわけではありませんので、

一定の到達水準は保たなければいけないと思いますが、

それを超えることよる見返りがどの程度なのかをある程度は考慮したほうがいいですよという話です。

 

 

 

 

 

金銭も時間も有限なように、心のキャパシティーも有限だと思いますので、

何かに着手する前に、いまやるべきことなのかの優先順位付けをつけた上で、

到達水準をある程度明確にしておくと良いかと思います。